■Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)とは?
その歴史は、繊細なフォルムとは対照的にダイナミックなものでした。ヨーロッパの植民地政策により東洋との貿易が盛んになり、日本、中国の陶磁器がヨーローッパに持ち込まれました。ヨーロッパでも我先にと陶磁器開発に乗り出しました。ドイツのマイセンに続いてRoyal
Copenhagenも開発に成功しました。RoyalCopenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)は、1775年にデンマーク王室御用達として設立された陶磁器メーカでございます。230年近い歴史を持つ、デンマークを代表する陶磁器メーカーとして日本でも広く知られています。その後の営業も容易なものではありませんでした。1813年に国有銀行が破綻し、国内事情も厳しくなり、Royal Copenhagenは民営化されました。民営化したため、優れた技術とデザイン、販売戦略により世界的にも認められるようになりました。その後、1882年にAluminia(アルミニア)という製陶会社に買収され、しばらくはRoyalCopenhagenの社名とAlminiaのブランドも併存していましたが、1969年にRoyalCopenhagenに統一されたようです。そのため、同じデザインのものであってもマークが異なるものがあるようでございます。
■イヤープレートとは?
1908年に初年度版を発売。その後、100年を超え今なお造られているプレートでございます。さまざまな情景を描きコレクターズアイテムとしても人気のある作品です。プレゼントやご自身の記念にぴったりのプレートでございます。